子供の頃はうなぎが家で出てきたり食べに連れてってもらうことができたりしたものですが、自分が大人になってからはめっきりそのような機会も減ってしまいました。
小さな頃は気にしたことがありませんでしたが、自分でお金を稼ぐようになってからはうなぎの高さにとても手が出るものではないと感じるようになっていたのです。
美味しいうなぎを食べたいけれども、値段が高いので自分には厳しいと思っていたところ幸運な出来事が起こりました。
うなぎは20代の若者にはハードルが高いよ
うなぎは大好きなのですが、今の値段だと気軽に食べることができません。
金額的に決して無理というわけではありませんが、かなり一大決心のいる金額ですから20代にはハードルが高すぎます。
たしかに美味しいことは間違いないのですが、同じ金額を出したら他のものが何回食べることができるかと思うと年に一回でも食べるのは難しくなってしまいます。
食べることができるとすればスーパーで売っている中国産のものと言った感じになってしまうわけですが、このようなものは明らかに味が落ちますし、それでいてそこまで安いというわけでもないので中途半端に妥協をすると余計に欲求不満になりそうで、これはこれで手が出づらかったりします。
うなぎの価格というのは決して手が出ないわけではなく、それでいて気軽に出すことができる金額でもないので絶妙ですよね。
月に一回ぐらい余裕を持って食べることができるぐらいの収入があれば、良いのですがなかなかそこまで稼ぐことはできません。
叔父さんが遊びに来たときに連れてってもらっちゃいました!
うなぎが食べたいと思っていた時に、思いがけない幸運な出来事が舞い込んできました。
大津から叔父さんが遊びに来たのですが、何でも好きなものを食べさせてくれるというので言葉に甘えてうなぎを食べさせてもらうことにしたのです。
金額が金額なので悪いかなと思ったのですが、快く連れて行ってもらうことができ本当に幸せな気持ちになりました。
しかも、自分では無理をしてでも入ることができなさそうなかなりの店に連れて行ってもらうことができ、値段を見るとめまいがしてしまいそうな店だったのです。
それを見て叔父さんが気を使ってくれたのか、向こうから特上で良いかと言ってきてくれて特上のうな重を食べることができたのです。
超一流店だけあって今まで食べたことがないほど美味しいうなぎで、全く別物を食べているかのような感動を覚えました。
この時の出来事というのは一生忘れられない思い出になり、自分も将来的には軽く人にごちそうするぐらいになりたいと思いました。